
2 少年消防クラブ
少年消防クラブは、平成8年5月1日現在県下に137クラブ結成されており、4,305人のクラブ員が活動しています。
活動としては、消火訓練、避難訓練、水上安全法講習や救急講習に取り組んでいるほか、防火ポスター作成展示、防火広報等火災予防の啓
発活動も積極的に行っています。
3 婦人防火クラブ
婦人防火クラブは、平成8年5月1日現在県下に168クラブ結成されており、87,425人のクラブ員が活動しています。
活動としては、消火実習、救命講習、独居老人宅防火診断、婦人防火のつどい等婦人の立場を生かし地域に密着した防火活動に努めています。
また、県消防学校での婦人防火教育科人校などにも積極的に取り組んでおります。
4 愛媛県少年婦人防火委員会
本委員会は県内の民間防火組織の育成を図ることにより、火災予防思想の普及に寄与することを目的として設立され、各種事業に取り組んでおります。
主な事業としては、県婦人防火クラブ連絡協議会と連携し、日本防火協会との共催事業である県婦人防火大会を開催、県内婦人防火クラブの団結を図っているほか優良クラブの表彰等を行っています。
[今後の課題]
幼少年消防クラブ、婦人防火クラブの推移をみてみますと、幼年消防クラブは、平成2年の305団体36,798人から平成8年は338団体31,569人とクラブ数は増加していますが、人数自体は減少しております。
少年消防クラブについても、平成2年の128団体5,559人から平成8年は137団体4,305人と幼年消防クラブと同じくクラブ数は増加していますが、人数は減少と各クラブとも人数の確保に苦慮しております。
婦人防火クラブについては、クラブ数、人数とも横這いから減少傾向になっております。
平成7年の阪神・淡路大震災以降、地域における自主防災組織の育成、防火組織の重要性が再認識されるようになり、幼少年婦人防火クラブの地域の防火活動の中心としての役割、重要性も高くなっていると思われます。
本県においてもこういったことをふまえ、各クラブの拡大強化、活動の充実に努め、活力のあるクラブ作りの支援をしていきたいと考えております。

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